■ 去勢と避妊
いろいろな考え方があると思いますが、繁殖を望まないのであれば、メスは避妊手術、オスは去勢手術を受けさせてあげた方が飼い主とペット双方のために良いでしょう。「無理に手術を受けさせるのはかわいそう・・・」と思うかもしれませんが、手術をしなかったために子供ができてしまったときのことを考えてみてください。新しい生命に責任を持つのも飼い主の役割ですし、自然のままではペットのストレスをためることにもなってしまいます。また、手術によって得られる利点も多く、こういった手術に対して助成金を出している市町村もありますから、面倒くさがらずにまじめにかんがえてみてください。
<手術のメリット>
・オス犬の場合
・性格が穏やかになり、しつけがしやすくなる
・放浪したり、尿のマーキングが減る
・前立腺の病気、精巣や肛門周辺の腫瘍、会陰ヘルニアなどの予防になる
・メス犬の場合
・子宮・卵巣腫瘍や乳腺腫瘍、子宮蓄膿症などの予防になる
・生理の世話や発情期のわずらわしさがなくなる
・分泌物で周囲を汚さなくなる
・オス猫の場合
・放浪したり、スプレーをしなくなる
・メス猫、なわばりをめぐって争ったりしなくなる
・メス猫の場合
・メス特有の病気にかかりにくくなる
・オス猫が近寄りにくくなり、発情期の泣き声で近所に迷惑をかけることがなくなる
<手術の時期と費用>
・犬の場合
避妊・去勢とも1回目の発情の前の6〜7ヶ月頃がよいとされています。
費用は大きさや病院・地方によって違いますが、大体去勢で15,000円〜30000円、避妊は30000円〜40000円くらいが目安です。
・猫の場合
避妊手術で4〜5ヶ月頃、去勢手術で6ヶ月頃が適当と言われています。
費用は、去勢が5,000円〜20,000円、避妊で15,000円〜30,000円くらいが目安です。
<手術の内容>
・オスの場合
睾丸を全部切除する。手術は比較的簡単で縫う必要もなく(ばんそうこを張る程度)、入院の必要もありません。
・メスの場合
メスの場合は、卵管結搾(卵管を糸で縛ってしまう)、卵管摘出、子宮摘出、卵巣子宮摘出があります。また、開放手術となるため、2〜3日の入院が必要となります。
<不妊手術を受ける手順>
1.手術の申込み
希望日の1週間以上前に獣医に連絡し、必要に応じて健康チェック、ワクチン接種を受ける。
2.前日
麻酔による嘔吐を防ぐため、手術前日の夕方に食事と水を与え、以後は絶食させる。
3.当日
手術を受ける
4.手術後
傷をなめないように注意する。オスは手術後の夕食はやわらかいものを与え、散歩は翌日からにする。シャンプーは抜糸後1週間くらいまで待ちます。


